共感マップをつくろう

前のセクションでペルソナを立てました。ペルソナになりきって考えることで、ユーザー視点でアイデアを検討することができます。でも、ペルソナは名前や性別、特徴といったたんなる情報の集まりにすぎません。これだけでペルソナになりきるのが難しいこともあります。

ペルソナのことをもっと理解して、よりうまくペルソナになりきる必要が出てきます。これを実現するのが共感マップです。共感マップとは、ペルソナがなにを考えて、どう行動しているかを分析するための道具です。

共感マップもあなたの想像でしかありませんが、ペルソナとセットで用いることで、よりペルソナのイメージを固めることができます。共感マップを用いて、ペルソナについてもっと学んでみましょう。ユーザーのいろんな視点からアイデアについて検討できるようになります。

まとめ

共感マップは、ペルソナのことをふかく知るための道具です。アイデアをユーザーの視点でより客観的に判断できるようになります。

やってみよう

前のセクションでつくったペルソナについて、共感マップをつくってみましょう。つくったペルソナの数だけつくりましょう。

関連記事

共感マップについては、「共感マップの作り方」で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

例:ユーザーコミュニティ

私は前のセクションで次のようなペルソナを立てました。

ペルソナの例

このペルソナの頭の中はきっとこうなっているだろう、と想像しながら、次のような共感マップをつくってみました。

共感マップの例

共感マップづくりをとおして、ペルソナのことをふかく知ることができました。これからなにかアイデアを出すとき、ユーザー視点での客観的な検討ができそうです。

著者
Hiroki Zenigami

テクニカルライター。元エンジニア。共著で「現場で使えるRuby on Rails 5」を書きました。プログラミング教室を作るのが目標です。

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