このセクションについて

前の章で、顧客とその顧客が抱えている課題を見つけました。次は、この課題を解決するためのもっともよい方法を見つけていきます。もっともよい、とはつまり、課題を解決する方法はいくらでもあるということです。リーンキャンバスで解決策を考えましたが、もっといい方法があるはずです。

いくつもある解決策の中で、もっともよい方法をユーザーと対話しながら見つけていきましょう。

この章でやること

この章では、次の6つのステップをとおして解決策を見つけていきます。

  1. PEST分析で解決策のリスクやニーズを把握する
  2. フックモデルで課題を解決するシンプルな方法を定義する
  3. プロトタイプで解決策の画面を表現する
  4. 解決策についての仮説を整理する
  5. ユーザーインタビューで仮説を検証する
  6. インタビューの結果をもとに1〜4を更新する

6で更新することがなくなったらProblem Solution Fitは完了です。ここまでくれば、顧客とその顧客が抱えている課題、解決策が見つかります。これをもとにMVPの構築に入っていきます。それでは、まずPEST分析からはじめましょう。

著者
Hiroki Zenigami

テクニカルライター。元エンジニア。共著で「現場で使えるRuby on Rails 5」を書きました。プログラミング教室を作るのが目標です。

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