顧客を決めよう

この章の目的はFounder Customer Fit、つまり誰の課題を解決したいか、その相手を決めることです。このセクションで、これを明確にしています。まず、顧客とはあなたが解決したい課題をもつ人です。前のセクションで解決したい課題を決めましたが、その課題をもつ顧客を決めていきます。

たとえば前のセクションで解決したい課題を決めたとき、その課題は自分が強く解決したいと思った課題だとします。ただ、顧客が自分だけではプロダクトにしても使ってもらえません。自分と同じ課題をもつような人を顧客としてターゲットにします。

あなたの解決したい課題をもとに、顧客を決めていきましょう。

まとめ

顧客とは、あなたが解決したい課題をもつ人のことをいいます。この人たちのためにプロダクトをつくっていきます。

やってみよう

あなたが解決したい課題をもとに、顧客を決めてみましょう。

例:ユーザーコミュニティ

前のセクションで、私は次のような課題を見つけました。

プロダクトの開発者にとって「自分のプロダクトをすきになってくれるユーザーをふやして、コミュニケーションをとりたい」、ユーザーにとって「すきなプロダクトをみつけて、応援したい気持ちを満たしたい」という課題

これをもとに、顧客を決めていきます。開発者側としての顧客は、次のように決めました。

  • 個人開発者
  • プロダクトマネージャ
  • 起業家

同じようにして、ユーザー側の顧客を決めました。こういった方のために、これからプロダクトをつくっていこうと決心しました。

著者
Hiroki Zenigami

テクニカルライター。元エンジニア。共著で「現場で使えるRuby on Rails 5」を書きました。プログラミング教室を作るのが目標です。

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