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タスクではなく習慣を管理することの重要性と3つの手順

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目標に向けてがんばりたいんだけど、タスクがたくさんあってうまくいかない、というような悩みはないでしょうか。この記事を読むことで、タスクよりも習慣を管理することが大切であることがわかります。習慣とはなにか、なぜタスクより習慣が大切か、習慣を管理するやり方について書いていきます。

私自身も、ブログを書くことを習慣としています。また、毎日6:00に起きたり、ラジオ体操をするといった習慣があります。いくつか習慣に関する本も読んだ上で、考えを整理する意味でこの記事を書いています。

この記事で対象としている読者の方

この記事は、目標に向けてがんばりたいけどうまくいっていない方に向けて書いています。本サイトはエンジニア向けのサイトですが、この記事は特定の職種などによらず、広く参考になると思います。

著者
Hiroki Zenigami

テクニカルライター。元エンジニア。共著で「現場で使えるRuby on Rails 5」を書きました。プログラミング教室を作るのが目標です。

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タスク管理とはなにか

まず、この記事でいうタスク管理とはなにかについて整理しておきます。タスク管理とは、「やることを洗い出して、優先度順に並べること」をいいます。

たとえば仕事なら「◯◯さんに△△の件で連絡する」だったり、プライベートなら「牛乳を買う」だったりします。このように、やることを洗い出して、優先度順に並べることをタスク管理とします。

習慣とはなにか

一方で習慣とはなんでしょうか。習慣は、「目標を達成するために重要な、繰り返すと決めたこと」をいいます。たとえば仕事なら「朝会の前に前日の作業をふりかえる」、プライベートなら「毎朝6時に起きる」などです。このように、仕事や生活などで目標のために繰り返すと決めたことを習慣としています。

タスクよりも習慣を管理すべき理由

タスクよりも習慣の方が大切な理由は、習慣が「重要度をもとに決めるものだから」です。タスクはよく緊急度によって並べられます。たとえば「この日までにこれをやっておかなきゃいけない」のようなイメージです。

こういったタスクがたくさんあると、タスクに追われる形になってしまい、目標に向かうために重要なことができなくなってしまいます。

「重要かつ緊急でないこと」に集中する

習慣に関する有名な本「7つの習慣」では、次のような「重要度」と「緊急度」からなる時間管理マトリクスを示しています。その上で「重要かつ緊急でないこと」に集中すべき、としています。

時間管理マトリクス

この中で、「重要かつ緊急でないこと」に時間を使うことが大切だ、としています。図でいうと、「Ⅱ 生産性とバランス」です。ここに集中することで、目標に近づくことができます。

タスク管理をしていると、どうしても「緊急度」だけに目を向けがちです。今やらないといけないことに集中してしまって、大切な「重要なこと」ができません。

あなたが目標に近づけていないと感じる理由は、もしかしたらここにあるかもしれませんね。「重要かつ緊急でないこと」が大切だと認識して、これをやれるよう習慣を管理することがスタートです。

やるべきことがたくさんあるとき

やらないといけないことがたくさんあるときは、上のマトリクスと照らしてみて、そのタスクがどの領域に当たるか考えてみてください。重要でないならやらない判断をする、あるいはやらなくていいように立場を変えてみるといった解決策が、きっとあると思います。

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習慣を管理する手順

では、習慣は具体的にどう管理すればいいのでしょうか。これは、次の3つのステップで決めるといいです。

  1. 目標を決める
  2. 目標を達成するために必要なことを洗い出す
  3. 習慣を決める

ひとつずつ見ていきます。

1. 目標を決める

習慣は、なにかしらの目標を達成するためにあります。たとえばエンジニアの方であれば「技術力を高める」、あるいは行きたい会社に転職する、など具体的な目標です。まずはこれを決めましょう。

2. 目標を達成するために必要なことを洗い出す

1で決めた目標を達成するために必要なことを洗い出します。たとえば「毎朝6時に起きる」とか、「毎日30分コードを書く」などです。

3. 習慣を決める

最後に習慣を決めましょう。これは、2で洗い出したことを生活のスケジュールに組み込んでいきます。たとえば「毎朝6時半からコードを書く」とか「22時には布団に入る」などです。

あとは、これを毎日やっていくだけです。繰り返しになりますが、習慣は「重要かつ緊急でないこと」です。これを積み重ねることで、目標達成に近づけます。

ちなみに、習慣を管理するのに専用のアプリを使うのもアリだと思います。私は使っていませんが、Habitifyは評判がよさそうなので、いろいろ見てみるとよさそうです。

例:私の習慣

参考までに、私の習慣を書いてみます。私は個人開発とブログで生活できるような目標を設定しています。そのために、次のような習慣を作っています。

時間習慣
5:55起きる
6:00作業開始
1日の作業内容をツイート
8:00記事公開
記事を公開したことをツイート
ラジオ体操
カフェまで歩く
9:00作業再開
12:00技術系のニュースをシェア
20:00記事公開ツイートのスレッドに追加
22:30ストレッチ
温かいものを飲む
23:00寝る

習慣は試行錯誤中なので、随時更新予定です。他にもやっていることはありますが、目標達成のために重要でないことなど書いていないものもあります。

余談ですが、私はタスク管理というものをしていません。していないというと語弊がありますが、タスクは常に1〜3つくらいしかありません。タスクが少ないので、ノートアプリにメモする程度にしています。このようにして、タスクよりも習慣にフォーカスするように気をつけています。

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参考:やり抜く人の9つの習慣

7つの習慣」の他にも、私が習慣について実践する上で影響を受けている本に「やり抜く人の9つの習慣」という本があります。この中で、目標を達成するための習慣として、次の9つについて詳しく書いています。

  1. 目標を決めている
  2. いつになったらやるかを決めている
  3. 「目標に近づくためにすべきこと」に焦点を置いている
  4. 成功できると信じている
  5. 最初から完璧をめざさない
  6. どんなことでも努力で身につけられると信じている
  7. 意志力は鍛えられることを知っている
  8. 誘惑を近づけないようにしている
  9. 「やらないこと」ではなく「やること」に焦点を置いている

この記事の内容に興味をもっている方であれば、「やり抜く人の9つの習慣」はとても参考になると思います。ぜひ読んでみてください。

まとめ

あなたが目標に近づけていないと感じるとき、もしかしたらタスクに追われているかもしれません。タスクではなく、習慣に着目して管理することで、目標に近づけると思います。一緒にがんばっていきましょう。

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著者
Hiroki Zenigami

テクニカルライター。元エンジニア。共著で「現場で使えるRuby on Rails 5」を書きました。プログラミング教室を作るのが目標です。

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