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ブログの記事は集客とブランディング、収益化の3種類を書き分けよう

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ブログの収益化をめざす上で、どのような記事を書いていけばいいか分からないかもしれません。記事の種類としては集客用とブランディング用、収益化用の3種類がありますが、どれくらいの比率で書いていけばいいのでしょうか。

私はこのサイトをふくめていくつかのブログを運営しています。技術ブログという収益化しづらいテーマではありますが、検索流入を中心として収益が生まれています。具体的な数字については、「技術ブログの収入とPV数」をご覧ください。

こういった経験をもとに、どの種類の記事をどれくらい書けばいいのかについて、ブログのフェーズごとに解説します。

この記事で想定している読者の方

この記事はブログを運営していて、かつ収益化したいと思っている方を対象としています。このブログはプログラミングが中心ですが、この記事についてはテーマによらず参考になると思っています。

著者
Hiroki Zenigami

テクニカルライター。元エンジニア。共著で「現場で使えるRuby on Rails 5」を書きました。プログラミング教室を作るのが目標です。

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ブログ記事の3種類

ブログの記事は次の3つの種類に分けられます。特徴や欠点も合わせて整理すると次のようになります。

記事の種類特徴欠点
集客検索流入がふえる効果が出るのが遅い
ブランディングファンがふえる継続的なPVは見込めない
収益化収益がふえるブランディングを下げる可能性がある

ちょっと例をあげて見てみます。

例:リモートワークをするエンジニア

たとえばあなたがリモートワークをするエンジニアだとします。この場合、集客・ブランディング・収益化の記事は、それぞれ次のようなものが当てはまります。

記事の種類記事の例
集客エンジニアがリモートワークをするときの環境
ブランディングソロキャンプでリモートワークをしてみた
収益化私がリモートワークできる会社に転職した方法

補足すると、上の例の集客記事は「エンジニア」「リモートワーク」「環境」というキーワードを想定して記事を書きます。こういった集客記事であなたに興味をもった読者が、ブランディング記事を読み、あなたのことをもっと好きになります。つまりファンになります。

あなたのファンはあなたの働き方について興味をもっているので、収益化記事を読んでくれます。ここから収益が発生します。

記事を書くとき、その記事がこの3種類のどれに当たるかを意識するといいです。「ブランディングの記事が少ないから書こう」とか、「検索流入をふやしたいから集客記事を書こう」みたいな戦略を立てられると思います。

集客:ブランディング:収益化=7:2:1で書く

上でブログの記事は「集客」「ブランディング」「収益化」の3種類があると書きました。この記事の比率ですが、ゴールとしては「集客:ブランディング:収益化=7:2:1」になるように書いていきます。

収益化記事から収益を発生させるには、まずあなたにファンを作る必要があります。ファンを作るには、ブランディングが必要になります。ブランディングをするには、たくさんの読者が必要です。つまり、次のような流れです。

  1. 集客記事で読者を集める
  2. ブランディング記事で読者をファンにする
  3. 収益化記事で収益を発生させる

そしてなによりあなたに興味をもってくれる可能性のある人=読者を集めることが大切なので、集客記事の比率を7としています。収益化記事が多すぎるとブランディングを下げる可能性があるので、ブランディングを2、収益化を1としています。ここはあくまで目安です。

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ブログのフェーズにおける各記事の比率

上で「集客:ブランディング:収益化=7:2:1」と書きました。最終的にはここをめざすのですが、ここはブログのフェーズでも変わってきます。ここでは次の3つのフェーズに分けて、それぞれのフェーズでどの種類の記事に注力するかを書いていきます。

  1. ブログの記事数が〜50件のとき
  2. ブログの記事数が〜100件のとき
  3. ブログの記事数が101〜件のとき

1. ブログの記事数が〜50件のとき

ブログをはじめたばかりのときは、集客記事をひたすら書いていきます。ここでブランディング記事を書いても読む人はいませんし、収益化記事を書いても収益は発生しません。まずはブログのベースを作っていきます。

2. ブログの記事数が〜100件のとき

この頃になると、少しずつ検索流入がふえていきます。ここでブランディング記事をふやしていきます。比率としては「集客:ブランディング=9:1」くらいでいいと思います。まだあなたのファンがいないので、収益化記事を書いても収益は発生しません。

3. ブログの記事数が101〜件のとき

ここまで来ると、あなたのファンができてきます。継続的にファンができる土壌もできました。ここではじめて、収益化記事をふやしていきます。

プログラミング関連のブログを収益化する場合

あなたが運営しているブログがプログラミングに関連するなら、ぜひ次の記事をお読みください。技術ブログに特化して、どう収益化させるかを書いてみました。

例:この記事はどの種類か

ブログの記事は、「集客」「ブランディング」「収益化」のどれか一つだけに属する訳ではありません。たとえば、この記事は集客が主な目的です。ただ、私が「ブログ運営に対して考察をしている人」というブランディングにもなっていると思います。

この場合、この記事は集客記事として分類します。3種類のどこを主な目的として書くか、で分けるといいです。

まとめ

この記事では、ブログの記事の種類と理想的は比率、またフェーズごとの書く記事について整理しました。ブログをどう書いていくかに悩んだときに参考になれば嬉しいです。

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著者
Hiroki Zenigami

テクニカルライター。元エンジニア。共著で「現場で使えるRuby on Rails 5」を書きました。プログラミング教室を作るのが目標です。

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