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技術ブログにはWordPressがいい理由を8つ解説します【どこで書くか】

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技術ブログを始めようと思ったとき、どこで書くのがいいのか分からないということはないでしょうか。この悩みに対する私の結論は「WordPressが最適」ということになります。

私はこれまで技術ブログをはてなブログZennといったサービスの他、JekyllHugoのような静的サイトジェネレーター、WordPress、またブログシステムを自作することで運営してきました。

この経験をもとに、この記事では技術ブログを書く場所の選択肢や選ぶ基準、比較、WordPressの始め方を解説しています。この記事を読むことで、納得して技術ブログを始められると思います。

著者
Hiroki Zenigami

テクニカルライター。元エンジニア。共著で「現場で使えるRuby on Rails 5」を書きました。プログラミング教室を作るのが目標です。

技術ブログを書く場所の選択肢

技術ブログをどこで書くか?について考えたとき、次の4種類が選択肢としてあがります。

書く場所を決める5つの基準

上の選択肢をふまえて、技術ブログを書く場所を決める条件は次の5つがあります。

  1. 記事を書きやすいこと
  2. ブログシステムをアップデートしやすいこと
  3. 表示速度が速いこと
  4. デザインがいいこと
  5. SEO対策がされていること

技術ブログを書く場所を決める上で何より大切なのは長く続けられること、言い換えると更新を止める理由をなくすことです。上でいうと1と2が重要です。

また、表示速度とデザイン性は読書体験をよくする上で大切です。SEO対策も、ブログの主な流入経路である検索エンジンに最適化するために外せません。この5つの条件を満たすものを次に選んでいきます。

技術ブログを書く場所の比較

上の5つの条件を満たす場所を表で見てみます。

場所WordPressサービスジェネレーター自作
書きやすさ書きやすい書きやすい面倒実装方法による
アップデート簡単不要面倒面倒
表示速度サーバーによって速い遅いサーバーによって高速サーバーや実装による
デザイン性優れたテーマが豊富ふつうテーマが豊富デザイン力による
SEO対策対策されている対策されている自分でする自分でする

比較① 静的サイトジェネレーターと自作

まず、技術ブログを長く続けるために大切なのは書きやすさ・アップデートのしやすさです。これについて、静的サイトジェネレーターは記事を書いたときにGitにプッシュする必要があります。他にも画像の扱いが面倒だったり、アップデートも継続的にしていく必要があります。

更新の間隔が空いたときに書き方を忘れがちで、「書きたいのに書けない」という問題があります。自作の場合はもっと面倒になります。以上2つは学習という意味ではいいですが、ブログを継続するためには避けたい方法です。

比較② ブログサービスとWordPress

次にブログサービスかWordPressか。これは次の3つをもとに決めます。

  • 表示速度を速くしたいか
  • デザインにこだわりたいか
  • アフィリエイトをしたいか

ブログサービスはアップデートが不要という最大のメリットがあります。一方で表示が遅かったり、デザインがよくなかったりします。アフィリエイトをしたい場合でも制限があります。無料版だと広告が表示されたりもします。

WordPressの場合、ある程度の運用コストがかかりますが、表示が速くデザイン性も優れ、アフィリエイトも自由にできます。

WordPressがいい8つの理由

あらためて、技術ブログにWordPressが最適な理由は次の通りです。

  • Markdownで書ける
  • 管理画面が使いやすい
  • 表示速度が速い
  • アップデートが簡単
  • テーマが充実している
  • 広告が表示されない
  • SEO対策がしっかりされている
  • 実績・信頼性がある

2021年に行われたW3Techsによる調査によると、すべてのCMSのうち64.3%、すべてのWebサイトのうち40%がWordPressでした。MicrosoftやZoomの公式サイトの他、米ホワイトハウスもWordPressを採用しています。WordPressは2003年にリリースされましたが、近年においても継続的にアップデートされています。実績・将来性という意味でも安心感があります。

WordPressのデメリットとしては運用コストがかかる点です。ただ、技術ブログをやるメリットから考えると問題にはならないと思います。情報発信にそこまで力を入れないのであれば、無料のブログサービスがいいと思います。しっかりと継続的に発信をしていきたいならWordPressがいいです。

本ブログが自作である理由

本ブログはNext.jsとContentfulで自作しています。これは入門のようなコンテンツをWordPressで表現すると複雑になるためです。

WordPressによる技術ブログの始め方

記事の最後に、WordPressによる技術ブログの始め方をまとめます。これは次の手順でやります。

  1. サーバーを選ぶ
  2. WordPressをインストールする
  3. テーマをインストールする
  4. 独自ドメインを設定する

これについて、ひとつの記事で画像をたくさん用いて解説しました。次の記事をご覧ください。

それぞれについても詳しく説明します。まずサーバーですが、サーバーによってWordPressの表示速度が大きく変わってくるので、きちんと選ぶ必要があります。他にも信頼性や料金などをもとに次の記事で比較しているので、参考にしてください。ロリポップについては、画像17枚を使って申し込み〜WordPress設置までを解説しています。

WordPressのインストールについては、上記サーバーの記事で紹介しているサーバーであれば管理画面から自動でインストールできます。手間や時間がかかりません。

次にテーマについて。WordPressには標準のテーマがありますが、デザインが簡素でSEO対策も不十分です。WordPressをやるならテーマも入れる必要が出てきます。こちらも、「WordPressにおすすめのテーマ」で表示速度やデザイン性などをもとに比較しています。

独自ドメインについては、上のサーバーの記事で比較したサーバーなら独自ドメインを無料で取得できるものがあります。そちらが低コストで運用できます。別途取得するならお名前.comムームードメインの2つであれば失敗しないと思います。

著者
Hiroki Zenigami

テクニカルライター。元エンジニア。共著で「現場で使えるRuby on Rails 5」を書きました。プログラミング教室を作るのが目標です。

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技術ブログの始め方を、たくさんの画像で分かりやすく解説しました。これまでブログをやったことがない人でも、エンジニアにとって重要なブログを今日から始められます。

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