3.MVPを構築しよう

プロダクトマネジメント入門4. Solution/Product Fitをめざそう

このセクションで、ようやく“つくる”プロセスに入ります。MVPは『実用的な最小限の機能をもつプロダクト』です。実際にものをつくるので、たのしみにしていたかもしれません。

でも、すこしだけ待ってください。MVPをつくるといっても、コードを書く必要はまったくありません

どういうことでしょうか。

MVPの目的は、プロダクトとしての仮説を検証することです。つまり、検証さえできればいいのです。検証するために、わざわざ時間をかけてコードを書く必要はありません。

たとえば、Glideというツールがあります。Glideは画面上で操作するだけで簡単なアプリをつくることができます。データベースにはGoogleスプレッドシートを用い、コードは書きません。Glideを持ちいれば、コードを書くよりずっとはやく検証することができます。

検証すべき項目はなにか、そのためにコストをかけないでどう検証できるか。すばやく仮説を検証していきましょう。

MVPは実用的な最小限の機能をもつプロダクト。検証さえできれば、コードを書く必要はありません。

やってみよう

ユーザストーリーマップで定めたMVPの機能をもとに、どうやってMVPをつくるか決めましょう。決めたら実際に構築しましょう。

MVPのつくりかたについては、次の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

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例:tsukuri

私がつくろうとしているtsukuriは、開発者とユーザのコミュニティサービスです。開発者として検証したいことは、『投稿できること』『ユーザからのコメントが見られること』『フォロワー数を確認できること』です。

この3つを満たすツールがないか、Googleで検索したりして考えてみました。その結果、ちょうどいいツールとしてSlackがあることに気づきました。

Slackは、投稿を自由にでき、また投稿に対して返信やリアクションができます。パブリックチャンネルにしておけば、ユーザは自由に参加することができます。つまりチャンネルのメンバー数=フォロワー数です。

Slackで開発者ごとにチャンネルをつくり、アップデートを投稿したりアンケートを行ったりすることで、tsukuriで行うような行動をとってもらいます。

SlackはtsukuriのMVPとしてちょうどいいと考え、SlackをMVPの場にすることに決めました。

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