このセクションについて

前の章で、もっともよいプロダクトの形が見つかりました。この章ではいよいよ実際のプロダクトをつくっていきます。この章の目的はProduct Market Fit、つまりプロダクトが市場に受け入れられることをめざします。顧客に継続的に利用され、収益面でも十分な持続可能性があり、かつほかの解決策では代替できないようなプロダクトをつくりましょう。

この章でやること

次の7つのステップで市場に受け入れられるプロダクトをつくっていきます。

  1. グロースサイクルでプロダクトの成長モデルを定義する
  2. 利用規約をつくってプロダクトを守る
  3. プロダクトを構築する
  4. ユーザーインタビューをする
  5. 顧客ライフサイクルをもとにユーザーの利用状況を計測する
  6. ユニットエコノミクスで収益面の持続可能性を評価する
  7. PMFテストでユーザーの満足度を調査する

Product Market Fitの達成は、5で計測するユーザーの継続率、6のユニットエコノミクス、7のPMFテストの数字をもとに総合的に判断します。これらの数字は、いずれもプロダクトを継続的に改善することで向上できます。それでは、まずグロースサイクルから定義していきましょう。

著者
Hiroki Zenigami

テクニカルライター。元エンジニア。共著で「現場で使えるRuby on Rails 5」を書きました。プログラミング教室を作るのが目標です。

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