2.フックモデルを定義しよう

プロダクトマネジメント入門3. Problem/Solution Fitをめざそう

次に行うのは、フックモデルの定義です。フックモデルは、プロダクトが成功する上でもっとも重要な道具のひとつといえます。

フックモデルは、ユーザにプロダクトを習慣的に利用してもらうための機能を考えるための道具です。プロダクトをつくっても、たんに使ってもらうだけでは成功とはいえません。ユーザに習慣的に使ってもらってこそ、価値が出てきます。

習慣化されるプロダクトを計算してつくり上げるのが、フックモデルの役割です。

ユーザはどうやってプロダクトを使いはじめるのか、なんのためにどういう行動をするのか、行動の結果に満足したらどういう行動をとってもらえるのか。このサイクルを回すことで、プロダクトの習慣化をめざします。

リーンキャンバスで書いた解決策を見ながら、フックモデルを定義してみましょう。

フックモデルはユーザにプロダクトの習慣化を促すための道具です。リーンキャンバスの解決策をもとにつくります。

やってみよう

リーンキャンバスに書いた解決策をもとに、フックモデルを書いてみましょう。『自分だったらフックモデルにしたがえば習慣化されるかどうか』という視点でチェックしましょう。

フックモデルのつくりかたについては、次の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

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例:ユーザコミュニティ

私がリーンキャンバスに書いた解決策は、ひとことで言うと開発者とユーザのコミュニティです。開発者にとってのフックモデルを次のように定義しました。

フックモデルの例

開発者は、Twitterでほかのユーザの投稿をきっかけにプロダクトを使いはじめます。このときユーザからの反応や返信を見たり、ダッシュボードを見ることで、ユーザからどれくらい興味をもってもらえたかや、プロダクトに対する改善案をもらうことができます。

この結果に満足した開発者は、その見返りとして新しい投稿やユーザへの返信、あるいは必要なときにユーザインタビューの相手を募集します。

後日、ユーザの声を聞きたくなったり、前回の投稿への反応が見たくなったときに、自然とプロダクトを使いはじめます。

このフックモデルから、投稿に対するユーザのリアクションやコメントといった、ユーザからのプロダクトへの興味の数や質が重要だということがわかります。この部分について、次のプロトタイプでしっかりとつくっていきます。

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