4.課題仮説を整理しよう

プロダクトマネジメント入門2. Customer/Problem Fitをめざそう

ここまでで、リーンキャンバスでアイデアを整理し、ペルソナと共感マップ、カスタマージャーニーマップでユーザのことを理解してきました。いよいよ最初のユーザインタビューにのぞみます。

ユーザインタビューでは、これまでつくった資料の中にある仮説を、会話をとおして検証します。このとき、どの仮説について検証すればいいのでしょうか?もちろんすべての仮説を検証できればいいですが、仮説はたくさんあるし、検証には時間がかかります。

プロダクト開発はスピードが重要なので、すべての仮説について検証をしている時間はありません。つまり、検証する仮説を選ぶ必要があります。

この、検証する仮説を選ぶのに役立つ道具が仮説マトリクスです。仮説マトリクスは、仮説を重要度と不確実度の二軸でマッピングすることによって、仮説を整理する手法です。重要かつ不確実な仮説を重点的に検証することで、効果的にユーザインタビューを行うことができます。

重要でない仮説、あるいは重要だけどだいたい成り立つことがわかっている仮説に時間を割く必要はありません。仮説マトリクスで仮説を整理して、ユーザインタビューを効果的に行いましょう。

仮説を重要度と不確実度の二軸で整理するのが仮説マトリクス。重要かつ不確実な仮説を重点的に検証すればよいことがわかります。

やってみよう

作成したリーンキャンバスやペルソナ、共感マップ、カスタマージャーニーマップを見て、仮説を洗い出しましょう。仮説マトリクスで仮説を整理して、重要かつ不確実性の高い仮説を特定しましょう。

仮説マトリクスのつくりかたについては、次の記事で詳しく書いています。あわせてご覧ください。

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例:ユーザコミュニティ

ここまででつくったリーンキャンバスとペルソナ、共感マップ、カスタマージャーニーマップをながめてみます。この中にふくまれる仮説を洗い出して、重要度と不確実度の二軸でマッピングしてみました。

課題仮説における仮説マトリクスの例

これをみると、

  • ユーザは仮説検証の重要性を理解している
  • ユーザはユーザインタビューの相手を見つけづらい
  • ユーザはユーザインタビューのやり方がわからない

という3つの仮説が重要な一方不確実であることがわかりました。ユーザインタビューでは、この3つを重点的に検証していきます。

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